東大院情報理工システム情報学 院試対策について(他大生向け)
東京大学大学院 情報理工学系研究科 システム情報学専攻に他大から受験して合格したので、行った対策やおすすめの対策について書いていこうと思います。
外部生なので、効率は良くないかもしれませんが、ぜひ参考にしてみてください。
1.試験概要
筆記試験は大きく分けて3つあり、英語(TOEFL)、数学、専門科目があります。
英語はTOEFL ITPかIBTのどちらか1つを受けます。
数学は線形代数、微積&微分方程式、確率の3題全てを解きます。
専門科目は信号処理、電子回路、制御工学、コンピュータシステム、力学の5題中2題選択して解きます。
専門科目は他専攻のものでも受験できます。
他専攻の方が解きやすいこともあるので、他専攻の試験科目にも目を通しておきましょう。
試験の内容が変わる年もあるので、しっかり募集要項を読みましょう。
2.試験対策
試験勉強は受験する年の2月(春休み)から本格的に始めました。
1日の勉強時間は学校がある日は3~4時間、休日は7~8時間くらいだったと思います。
行った試験対策については結構長くなってしまうので別の記事にまとめました。
3.面接対策
面接では、
- 他にどこか大学院を受験しているかどうか、受験しているなら志望順位も
- 専門科目の試験で何を選択したか
- 専門用語の説明
- 数学と専門科目の試験の難易度はどう感じたか
を聞かれました。
専門用語の説明では、
- 制御系の安定性について
- サンプリング定理
の2つを質問されました。
対策としては、今まで勉強してきた専門科目の用語を片っ端からノートに書き写して、説明する練習をしました。
僕は専門科目では電子回路と制御工学を選択したと答えたのですが、サンプリング定理について質問されたので、多分5分野全て対策しておいた方が良いです。
他専攻の専門科目で受験した人はどうなるのか分かりません…
面接はほとんど考慮されないという噂もあり、ほとんど対策しないという人もいるそうですが、僕は筆記試験が散々だったので、がっつり対策を行いました。
個人的には落ちた時に後悔しないためにも面接対策はある程度した方がいいんじゃないかなと思います
4.まとめ
外部生はきつい戦いになると思いますが、このブログが参考になれば嬉しいです。